羞恥小説講座 -羞恥の基本的な書き方-


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  〜羞恥の基本的な書き方〜


 まず、羞恥のもっとも基本的な定義は――

 人に裸を見られて恥ずかしい!

 という単純明快な一点にあるかと思います。

 公衆面前でのストリップに、ヌードモデルや身体検査。野球拳などの脱衣ゲーム。

 細かなシチュエーションは数ありますが、見られることと、それが恥ずかしいんだというポイントを前提として意識していきましょう。

 では実際に羞恥作品を書くにあたって、もう少し講座らしく解説していくと――

 まず、羞恥小説とは三つのステップに分かれていると思います。

 1:どのような人物・キャラクターが?
 2:何故、どのようにして
 3:どのような羞恥展開に巻き込まれるのか。

 人物像をおおまかに決め、その人物がどのような流れで、いかにして羞恥シチュエーションに遭っていくのかということを書くだけで、ある程度の流れはそれで完成してしまいます。

 例えばとして、A子という人物が、何らかの流れで、ヌードモデルをやるとしましょう。

 まずはA子の人物像を作るところからですが、ひとまず「露出に興味がある」という設定にでもしてみましょう。何故、どうして露出性癖に目覚めたかというと、たまさか風でスカートが捲れ、それを好きな男子に見られて恥ずかしかった体験から、もう一度同じ気持ちを味わうことに興味があったとでもしてみましょう。

 単なる例題なので適当ですが、これで「どのような人物・キャラクターが?」というおおまかな部分は完成して、露出に興味を持つ女の子キャラクターが出来上がりました。

 では次に、「何故、どのようにして」のステップです。

 ここでポイントになるのは、A子は始めから露出に興味を持っている設定にしてあることです。元から興味がある以上は、そんな子がたまさかヌードモデルの仕事について知り、自分でも応募可能なんだとわかったなら、さっそく行動に移るかもしれません。

 そして、「どのような羞恥展開に巻き込まれるのか」ですが。

 裸になり、絵描き達の視線に囲まれる恥じらいについて、あとは存分に描写して下さい。みんながじーっと見つめていて、視線という視線が全裸の胸や尻を舐め回す。大半はあくまで絵を描くための観察に過ぎないかもしれないが、一人くらいはいやらしい目的でニヤニヤと見つめる輩がいてもおかしくない。

 そんなヌードモデル描写が済んだら――。

 あー恥ずかしかった。
 めでたしめでたし。

 と、そこで終了するもよし。

 もう少し続けたければ、絵描き達のなかには偶然にもクラスメイトや兄弟が紛れ込んでいて、知り合いに裸を見られて気まずくなったよーなんて後日談も可能ですね。

 これを起承転結に当てはめれば――

 起:露出性癖に目覚めるきっかけを冒頭に置く
 承:ヌードモデルの仕事募集について知り応募
 転:いざ本番となり、裸で人前に立って恥ずかしい
 結:あー恥ずかしかった。めでたしめでたし

 出来の良し悪しはともかくとして、これで一作品が作れるんだということは理解頂けると思います。




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