メンテナンス費用のために・・・ 仙道キヨカ


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 メカニックには学園からメンテナンス費用を支給されてはいるが、毎日のようにある激しい戦いの中では、どうしても機体の損傷度合いは大きくなる。支給される額だけでは修復費が足りず、自分のおこずかいを削るなどしているのがメカニックの実情だった。
 しかし、そんなやりくり以外にも資金を調達する方法がある。
「……それじゃあ、頼むぜ?」
 市内の裏路地、物影の裏。
 一人のロシウス生徒がベルトを外し、中身を大きく勃起させていた。
「戦車の正位置、今日は稼げる」
 仙道キヨカは膝をつき、肉棒を咥え込む。唾液をまぶし付けるように頭を動かし、舌で肉竿を研磨する。
「おおうっ、上手いぜぇ……キヨカちゃん」
 キヨカは既にそれなりの経験を積んでいる。費用を蓄えるために肉体を売り始め、初めはぎこちなかった口淫も今では立派な技巧に成長している。亀頭を舐めまわし、粘液を塗り込むような舌遣いは男にかなりの快感を与えていた。
「おぉ……やばいなぁ――出そうだ」
 ズチュルゥゥゥ……と水音を立てつつ、ゆったりとした頭の前後運動で、ゆっくりと攻めつける。しかし、口内の舌は活発な生き物のように動き回り、肉棒全体にまとわりつく。張り付いた舌がぴったりと吸着し、離れることなく這いまわる快感が男を限界に近づけた。
「おっ、おおう! 出る! 出すぞ? 飲んでくれキヨカちゃん!」
 ――ドクドクッ、ビュルン……!
 脈打つ肉棒が上顎を叩き、口内に白濁を撒き散らす。舌や頬が白いコーティングに覆い尽くされ、青臭い味が広がった。
 ――ゴクッ、ゴクン……!
 キヨカは精液を飲み下し、腹に収める。
「……ヘンな味」
 顔をしかめながら、ぼっそりと味の感想を漏らした。
「ふぅ……気持ち良かったぜ? ありがとなキヨカちゃん」
 お礼を述べるロシウス生徒に、キヨカは手の平を差し出した。
「料金」
 淡々とした支払いの要求で、キヨカは約束のシルバークレジットを受け取るのだった。

 こうして稼いでいるキヨカには、休日の予約が入っていた。
 場所は市内のホテル、入り口で待ち合わせをしたロシウスの少年に案内され、部屋のベッドへ連れて行かれる。
「んで、いくらだっけ?」
 少年は軽い調子で尋ねた。
「おさわり1000SC、脱衣1000SC、手コキ足コキそれぞれ2000SC、フェラチオ3000SC、本番5000SC、喘ぎ声はオプション」
 キヨカは淡々と答えていく。
「へー? 俺さあ、金は結構あるんだよね。面倒だから全部払うよ」
「オプションも含めて?」
「いいや、それはとりあえずいい。必要なのはおさわり、脱衣、本番だな」
「では合計7000SC」
 キヨカは前払いを要求する。
「はいはい、いいよ?」
 シルバークレジットの受け渡しを行い、そして少年は早速のように手を伸ばす。乳を揉み、形を確かめるかのように表面をさする。
「わりとデカいじゃん?」
 制服のボタンを外し、前をはだけさせる。ブラジャーのカップをずらし上げ、柔らかい生乳を弄繰りまわす。じっくり揉み込み、乳首を摘み、指で弾くかのように刺激した。
「…………」
 キヨカは感じた表情を見せるでもなく、黙々とした顔つきで受け入れている。
「なんだ? 気持ち良くないのか?」
「まあまあ」
「そうか……」
 あまり面白い反応が返ってこない。もう少し恥ずかしがったり、照れたり、感じた素振りを見せるものかと思っていたが、どんなに丁寧に乳を揉んでもクールな表情を崩さない。あまり敏感ではないのだろうか。
 では下ならどうかと、少年はスカートに手を忍ばせ、秘所をねっとり指で揉む。
「――――!」
 キヨカは急にビックリしたように、びくんと肩を跳ね上げた。
「お? 感じたか?」
「ま、まあまあ……」
「へー? まあまあか」
 少年は巧みな指技で揉み込むような愛撫を加え、秘所をじわじわ刺激する。布地の表面に爪をひっかけ摩擦をかけ、振動を与えるような刺激をかける。うねるように指を這わせ込み、下着の内側に手を潜り込ませた。
「……あっ、はぁ……はぁ……」
 頬がみるみる赤くなり、キヨカは肩で息をする。熱っぽい吐息からは興奮が見て取れた。
「気持ち良いだろ」
「………………まあまあ」
 あくまでまあまあらしいが、胸を揉んだ時とは明らかに反応が違う。秘所が敏感なのは間違いなかった。
「んじゃ、そろそろ中身も見せてもらうぜ?」
 少年はキヨカを押し倒し、スカートの中から下着を脱がせる。膝を押し上げるようにして開脚させ、全ての恥部が丸見えになる姿勢を取らせた。
「へえ? 全身綺麗じゃん」
「生まれつき」
「じゃあ、その生まれつきのおマンコ、遠慮なく使わせてもらうぜ」
 ズボンを脱ぎ去った少年は、硬く勃起したそれをキヨカの膣へ押し当て、ずっぷりと腰を沈めていった。
「くぁ……あぁぁ……」
 キヨカは額に脂汗を滲ませる。
「うおお、気持ちいいぜ」
 少年はリズミカルに腰を振り、膣壁を抉るように肉棒を突き込んだ。
「あぁ…………」
 キヨカはどうにか喉を押し固め、喘ぎ声を出さないように声を絞る。そういえば喘ぎ声はオプションだと言っていたが、追加料金を払わない限り我慢するつもりなのだろうか。
「どうだ? 気持ちいいか? ん?」
 腰振りと共に言葉を投げかける。
「ま、まあまあ……」
 唇を結んで、必死に声を抑えているくせに、やはりまあまあらしい。
「声、出してくれないの?」
「あぁぁ……! 聞きたかったら……お金っ、払って……!」
 それが一番興奮する。
「あー迷うぜー。払おっかなーどうしよっかなー」
 少年は調子付いてペースを上げ、さらに小刻みなピストン運動でキヨカを攻める。
「あっ、ん……」
 うっかり一声漏らしてしまい、キヨカはより強く歯を食いしばる。
 いい顔だ。
 気持ち良くて声が出そうで、しかしそれを我慢している。
 もう興奮で堪らない!
 ドピュ! ドク……ドクン!
 少年は限界に達して精液を放出する。
 最後の一適まで放ってから引き抜いた。
「ふぅ……気持ち良かったぜ?」
 仙道キヨカ、費用のためにこうして体を売っているのだろうが、それこそが他国の士気をあげかねないことを理解しているのだろうか。キヨカの体を買おう買おうと、一度彼女を味わった生徒はウォータイムで戦果をあげようと競い合う――そうすれば、活躍しただけキヨカと寝るためのシルバークレジットが溜まっていくからだ。
 まあ、気づかないでいてくれた方が都合がいい。
「またすぐに予約入れてやっから、待ってろよ」
 少年自身、こうしてやる気を燃やせるのだから。




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