流子は衆人環視を忘れられない


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*アニメ1話ネタ

 見られて興奮したってのか? 私は変態か?
 セーラー服に押し倒されたこと、衆人環視の前で露出度の高い服で戦ったことを思い出し、纏流子は自らの秘所へ手を伸ばしていた。意外にもよく濡れて、指に愛液がまとわりつく。今日の自慰はいつも以上に気持ち良く感じたのだ。
「ったく、こりゃいかんよなぁ……」
 アブノーマルな性癖の目覚めを自覚して、流子は顔を顰めたいていた。
 地下室でセーラー服に押し倒されたあの瞬間、全身がぞわっとして、それから下腹部が引き締まり、何かを求めるかのようにアソコがヒクヒク疼いたのだ。それでも、その時は抵抗していたが――抵抗虚しく脱がされて、このまま犯されるのかと危機感にかられた。
 結局はそういうわけでもなく、そのセーラー服を着ることになったのだが。
 あの時の背筋がぞわっとして、全身が反応してアソコが疼くあの感覚が忘れられない。
「あー……いかん! とにかく解消しないと」
 欲求を晴らそうと指を動かし、流子は快楽に耽っていく。
 何よりも体が疼いたのは、その後の戦闘の時だった。人質をダシに呼び出され、リングに上がってボクシング部の袋田隆治と戦ったその時だ。
 初めはマントで体を隠していたが……。
 ジャブの荒らしから続く右ストレートで纏っていたマントは散り散りに吹き飛んで、あまりにも露出度の高い衣装姿が衆目に晒された。
 ――うぉぉぉおお!
 と、観衆がざわめき立った。
 ――なんだその格好は……!
 隆治に仰天された。
 何せ布面積の小さい半裸同然の格好だ。胸を覆った部分も、乳房の半分も隠していない。上弦を少しだけ布に覆って、あとは下乳が見え見えである。紐が通って乳首は隠れていたが、乳房の露出した肌面積は軽く七割か八割か。もし乳首が出ていたら、丸出しと変わらない露出量だった。
 胴体や腹周り、背中全体も丸出しで、下腹部もおおよそ見えている。恥毛が生えている一帯になってようやく布に覆われて、スカートは短過ぎて捲れやすい。
 目を引かない方がおかしい格好に当然注目は集まって、戦っている間中、流子は始終観衆に視姦されながら戦闘をこなしていた。
「どいつもこいつも、みんなジロジロ見やがって」
 この場にいるわけでもない、あの時の観衆に悪態をつきながら、しかしその視姦しれていたことを思い出しながら、流子は割れ目のあいだから突起した肉芽を刺激する。
 戦っている最中は戦闘に集中してしまう事で羞恥心を堪えていたが、終わってからが問題だった。戦闘が終わり、あの場を離れてしばらく時間が経ってから、自分の体に注がれた視線の数々がフラッシュバックし、頬が勝手に染まってしまう。
 一体どれだけ多くの人間に下乳やお尻を視姦されたか。考えるだけでも体が熱く疼いてきて、自慰行為の手がますます活発に動くのだ。
「ちくしょう。私は痴女かっての」
 乳首を捏ね繰り、自ら乳房を弄ぶ。
 気持ちいい。
 もし、あのリングでセーラー服が散り散りに弾け飛び、全裸にされていたらどうなったか。想像するだけで余計に体が熱くなり――
「だから私は痴女かっての!」
 口ではそう言いつつも、やはり最後まで自慰行為の手は止められないのだった。





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