真鍋君のイメージで


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 ――真鍋君って、毎日妄想してるなぁ。

 その内容は日に日にエスカレートしていたり、マニアックだったりして、それらが読めてしまう私は隣の席で、恥ずかしいような照れくさいような思いにかられっぱなしだ。
 エロスばっかりなのはちょっとな……。
 と思うけれど、真鍋君は私のことをたくさん想ってくれている。
 そんな真鍋君の心がちゃんと自分に向いているのだと思うと、恥ずかしいようでもやっぱり照れくさい気がしてしまうのだった。

 ――今日の妄想だと、私が縞々パンツを履いてたっけ。

 自宅の部屋で、私は真鍋君の頭の中を思い出す。
 スカートが風に捲れて、白と水色の縞々を見られて『イヤーン』なんていやらしい声を出していた。
 縞々パンツならうちにもあるので、私は制服のスカートを脱いでパンツを履き変えてみる。これを見せたら、真鍋君も喜ぶかもしれない。

 ――別に、見せる予定なんてないけどね。

 私はベッドで横に倒れて、自分の秘所へと手を伸ばす。

 ――色んな妄想してくるから、こっちまで変な気分になっちゃうじゃん。

 真鍋君の馬鹿。
 なんて思いながら、私は指先で恥丘を撫でる。割れ目のラインを沿うように、束ねた二本指を往復させた。
 いやらしい気分になって、アソコがウズウズするのは真鍋君のせいだ。
 パンツの他にも、真鍋君は私の体にベタベタ触ることを考えていた。こうして私の股に手を差し込み、私の大事な部分を愛撫する。技巧ある手つきで、真鍋君の脳内にいる私はアンアンよがって、喘ぎ声をいっぱい出していた。
 そう、こんな風にまずはパンツの上から……。
 私は指の速度をだんだん早め、少しずつ激しく恥丘を摩擦した。
 気持ち良い……。
 全身が火照ってきて、私は自慰から抜け出せなくなる。

 ――……そうだ。中に手を入れられたっけ。

 私はパンツに手を入れて、今度は直に恥丘を弄くった。割れ目に何度も指を滑らせ、それからお豆の部分を刺激する。
「あっ……」
 少し、声が出てしまう。
 私はパンツを下にずらし、手を動かしやすくする。

 ――あと、お尻も触ってきたよね。あのエロスが。

『グフフゥ、琴浦ぁあ!』
 鼻の下を伸ばしながら、狼になった真鍋君は私のお尻に触ることを考えていた。
 もし、本当に触られたら。
 真鍋君の手の温かみに触れられて、それが私のお尻を撫でてきたら……。
 考えれば考えるほど私の手は激しくなって、気持ちよさで息遣いも乱れてくる。熱のこもった呼気を吐いて、今の私は相当エッチな表情になっているかもしれない。
 恋人同士になったりしたら、いつかは今の表情も見られてしまう。
 ああ、それって恥ずかしい……。
 真鍋君は良い人だと思うけど、そういう関係になったとしたら、妄想通りの事を私はされちゃうかもしれないんだよね。
 そういえば、真鍋君の脳内の私って、ちょっと巨乳になっていたりする。

 ――真鍋君って、胸は大きい方が好きなのかな? あのエロスが。

 だけど、マッサージで大きくなると聞いた事がある。
 私は制服を脱ぎ去って、ブラジャーも外して自分の乳房を見た。ほとんどまな板に近い、申し訳程度にしか膨らんでいないおっぱいだ。貧乳と言われても仕方ない。
 私は胸に両手をあて、揉んでみる。
 大きさが足りないから、指を食い込ませるような事ができそうにない。手て包み込んだ状態で撫でてみるか、指で掻き寄せるかのように掴んで揉むのがせいぜいだ。
 こんな大きさだと、アレを挟んであげたり、パフパフさせてあげたりなんて、とてもじゃないけと出来そうにない。
 あのエロスのことだから、私が貧乳ではがっかりするかも。
 私は丹念にマッサージして、乳首も少し弄ってみた。本当に効果があるかはわからないけれど、ほぐしたり刺激を加えたりを続ければ、意外と成果が出るかもしれない。
 なので回すように揉んでみたり、指先で乳首を転がしたりと試してみる。

 ――しっかり膨らみますように。

 ちょっぴり、祈りをこめてみた。
 それから……
 …………
 ……

 翌日の部活終了後、私は真鍋君に家まで送ってもらう。
「それじゃあな、琴浦」
「うん。また明日ね」
 去っていく真鍋君の背中を見送っていると……。
 また、脳内からいやらしいイメージが飛んできた。
『駄目ぇ、今日は帰らせないんだから〜』
 私が真鍋君の裾を引っ張り、色っぽい声で引き止める。
『ふへへ、仕方ないな〜。だったら朝まで一緒に居てやるぞー!』
 狼になった真鍋君は私に飛びついてくるのだ。
「このエロス……。やっぱり、巨乳にされてる」
 私に届いたイメージでは、私は腕で自分の胸を支えて、おっぱいの谷間を見せつけ強調していた。
 朝までということは、そんな私と一晩過ごす妄想を真鍋君はしているのだ。
「真鍋君の馬鹿」
 そんなことを考えられたら、また大事な部分が疼いてしまう。

 ――マッサージ、しとこうかな。

 胸はやっぱり、大きいにこしたことはない。
 私は早く部屋へ戻って、今日も一人で服を脱ぐことにした。


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