琴浦さんを思姦攻め


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 いつもの事だった。
 真鍋君が私でエッチな妄想をするのはいつもの事で、しない日の方が珍しい。いや、しない日が有り得ないくらいだ。男の子なら仕方ないかもしれないけれど、スカートを履き忘れるだとか、ナース服を着るだとか、ちょっと変態でマニアックな妄想までしてくるから、それらが全部読めてしまう私は、もう恥ずかしくて恥ずかしくて……。
 これって、ある種のセクハラだよね。
 本当に頻繁に妄想するから、授業中にまでエッチな想像が漂ってきて困ってしまう。部活でも私が入ったダンボールの残り香を狙ってきたし、真鍋君って本当にレベルが高すぎる。
 でも、そんな真鍋君から離れられなくて、
「琴浦、今日は上で弁当食おうぜ?」
 お昼休みに屋上に誘われた時も、ちょっといやらしい心の声が聞こえたものの、私は迷いなくついて行った。
 私達はベンチに並んで座り、膝の上にお弁当箱を広げる。真鍋君におかずを少しだけわけてあげながら、私達は箸を進めた。
 ――いやぁー、琴浦とこうしていられるって幸せだなー。
 満足そうな心の声が聞こえると、ちょっと嬉しくなってしまう。
 ――琴浦の手作り、やっぱ美味しいなぁ。
 おかずをあげると喜ぶから、次は何を作ってこようかななんて、考えてしまう。だけども食べ終わる頃には真鍋君は目をギラつかせ、いやらしいヨダレを垂らしながら私をジロジロ見ているのだった。
「食らえ! 琴浦!」
「え? い、いやぁああ!」
 わ、わ、私が! 真鍋君の脳内の私が、真鍋君のを咥えてる! 私が目をトロンとさせながら、汚いものを口に含んで頭を動かしてる! クチュ、クチュ――なんて、リアルな水音までイメージするなんて!
「ふふふ、このまま出すから飲んでくれ」
 あぁぁあぁ! 口の中に白いのがたっぷり溢れてくるぅううう! 想像が生々しすぎて、本当に口の中が苦く感じそうだよぉ……。
「やめて真鍋君! そんなの飲ませるなんて!」
「まだだぞ? 琴浦。お礼にたっぷり気持ちよくしてやるからな?」
 やだぁ、今度は裸になった私が真鍋君のいやらしい手で撫でられてる。おっぱいをねちっこくまさぐられて、乳首をコリコリ苛められてる。あ、大事なとこにまで手を伸ばしてきて、私が気持ちよくさせられてる。
「だ、駄目だよ真鍋君……そんなこと考えちゃ」
 しかし、それでも真鍋君の脳内の私は――
『もお、我慢できなくなちゃった。一緒に気持ちよくなろ?』
 そんな事を言って、そんな事を言って――
 本番行為に移り出してる!
 ベンチの真鍋君に跨って、私が自ら真鍋君のを受け入れてる! 抱き合いながら、私が真鍋君の股で飛び跳ね始めた……。ああ、私がいやらしい喘ぎ声をあげながらこんな事に夢中になってるだなんて、信じられない構図だよ。
「これが対面座位だ!」
「馬鹿ぁ、早くその妄想止めてよ!」
 私は真鍋君の肩をビシバシ叩くけれど、真鍋君はやめてくれない。
「ほら琴浦、お前の中で熱くて硬いのが動いてるんだぞ? 俺のイメージを受け取れぇ!」
 隆々とした硬い感触がまるで本当に私の中に埋め込まれているようで、大事な部分がキュっと引き締まるかのように疼きあげる。
「だ、駄目ぇ!」
 なにこの感じ……真鍋君のイメージが挿入される……。
「ふおおおおおおお!」
 真鍋君はもう想像力を具現化するくらいの勢いで、かなりの気合を入れながら脳内映像を生み出している。生々しい結合部分のイメージを見せられて、突かれるたびに秘所が反応してしまう。
「駄目だってばぁ!」
「騎乗位だ! ヨガれ琴浦ァ!」
 ああぁ、私が真鍋君の上で乱れ切ってる。だらしなくヨダレを垂らして、エッチな声を出しながら夢中でお尻を弾ませてる。
「バック挿入だあ!」
 う、後ろから? 次は腰をがっしり捕まれて、私のお尻が打ち鳴らされてる。両手を壁についた私は奥を突かれるたびに仰け反って、喘ぎ声を反響させてる。
「ああもう、真鍋君の変態……」
「ふふ、さあ琴浦。トドメは正常位だ」
 私が押し倒されて、真鍋君はそれを上からじっくり突き上げる。私の穴と真鍋君のものがねっとりと水音を立てながら絡み合い、秘所が本当にウズウズしてくるようで堪らなくなった。もう、どうして私ってば反応しちゃってるの?
『あぁん! いやぁ! 駄目ぇ!』
 私が突かれるたびによがっている。
「……こんなのセクハラどころじゃないよ?」
「そうだな。そろそろ終わりにしよう。くおぉおお!」
 真鍋君が妄想に気合を入れる。
 妄想の私がだんだん激しく喘がされ、髪を振り乱しながらよがり始める。執拗な腰振りで真鍋君は絶頂に達し――

 ――ドクンッ、ドクン!

 私の中に熱いものが注ぎ込まれた。
 真鍋君が詮を引き抜くと、私の穴からはコポっと白濁がこぼれてくる。現実の下腹部も熱くなって、今すぐにでも指を触れたい気分になってしまった。
「も、もう! 中に出すなんて……」
「いやぁ、琴浦のこと見てるとついムラムラして」
「エッチ! 変態!」
 いつもいつも、激しい妄想ばかりしすぎだ。
「だが、気持ちよかったぜ?」
 本当にしてたわけじゃないのに、どう気持ちいいんだろう。
 本人は嘘を言っているわけじゃないし、私を苛めるのがそれくらい楽しかったってことなんだろうな。
「馬鹿! もう知らない!」
 私は弁当箱を閉じてさっさと教室へ戻って行く。
 しかし。
「あ、待てよ琴浦! だったら、これでどうだ!」
「や、やめてぇ! それ以上考えちゃ駄目ぇ!」
 これ以上激しい妄想を読まされたら堪らない。
 脳内とはいえ、それ以上されたら本当に――
 なので私は真鍋君に飛びついて、胸板をポカポカ叩いて食い止めるのだった。

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