洗脳・柚子シリーズ


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 初めは黒咲瑠璃と、シンクロ次元から来たリンの二人であった。
 アカデミアの科学者であるドクトルは、他者を洗脳するための『虫』の開発を行ったが、操る対象がうら若き少女であれば、誰しも考えることは一つである。確かに言うことを聞くようにできたか否か、確認する必要もあり、ドクトルはこうした方法に打って出ていた。
 リンと瑠璃はベッドルームに招かれていた。

「お二人とも、服を脱いで頂こうかね」
 
 ドクトルの見ている前で、黒髪の瑠璃と、緑髪のリンは、それぞれ自分の衣服のボタンを外し、ジッパーを下げ、ベルトを外して下着姿となっていく。その下着さえも、背中に両腕をまわしてホックを取り去り、ショーツを脱ぐことさえも躊躇わない。
 二人の全裸が、直立不動の全裸で並んでいた。
「にぃぃっひひひひっ――」
 ドクトルは邪悪に微笑む。
「さすがは同じ顔の少女だけあって、おっぱいの形も大きさも同じとは」
 中学生という年齢らしい、少しばかり控えめな半球ドームは、もっちりとした弾力を帯びて張りが良く、立ち姿勢だからといって自重で下垂することがない。
「これは迷う。どちらから検分したものか」
 卑猥に蠢く両手を彷徨わせ、実に楽しげに迷ってみせたドクトルは、右手でリンの、左手で瑠璃の片乳をそれぞれ包み、両方を同時に味わった。
「うーむ。良い! 実に良い!」
「……」
「……」
 乳を揉まれていても、二人は微動だにせず表情も変化しない。
 パラサイト・フュージョナーは脳に寄生することで人を操り、こうして魂の抜けた人形のようにするも、元の人格を表に出した状態にするのも、一定の自由が利く。
「ま、まずはフェラチオから試してみようか」
 二人はドクトルの意のままとなり、仁王立ちの元に跪き、リンは右側から、瑠璃は左側から顔を近づけ、そそり立つ老獪な肉棒を舐め始めた。
 まるで二人で同じアイス棒を味わう光景だ。
 舌の長さが足りうる限り、べったりと側面に貼り付けて、下から上へと舐め上げることを繰り返す。
「ちゅぶぅ……」
 先に亀頭に吸い付くのは瑠璃だった。
 本当に先っぽだけ、控えめに口に含んだ瑠璃の唇は、小さなリングの形を成して、その輪の中から舌で鈴口を舐め込んでいく。
「はむぅぅ……」
 瑠璃がそうする下で、リンはさながらハーモニカでも吹くように竿を横から頬張った。
 そして、交代制であるかのように、瑠璃が竿の側面に移ると、今度はリンが亀頭の先を可愛らしく口に含めて、唇の筋肉でマッサージを施す刺激も交えてカウパーを舐め取った。
「ちゅっ、ちゅぅぅ……」
 リンがしばらく吸い上げる。
 やがて交代。
「ちゅむっ、ちゅぅぅぅ――」
 瑠璃が亀頭とキスをして、先走り汁を吸い上げる。
 また交代。
「あむぅぅ……」
 リンは亀頭のカリ首までを頬張って、頭を軽く前後に振る。
 何度も続く交代が、ドクトルの肉棒をしまいには唾液でふやけさせ、根元から先端までもがヌラヌラとまんべんなく光を反射している。
 射精の際は頬をくっつけ合わせるようにさせ、二人の顔に同時に降りかかるようにした。

 ――ドクゥゥゥ! ドクンッ! ビュル!

 白濁濡れの瑠璃の顔、リンの顔。
 それらを目で楽しんだドクトルは、その後も調教を繰り返した。

     *

 エクシーズ次元の黒咲瑠璃にとって、アカデミアとは自分達の故郷を滅ぼして、家族や友人さえも奪い尽くした集団である。とりわけ兵士として送り込まれたデュエリストには、もっぱらハンティングゲームの感覚で狩りを楽しむ感性の持ち主が選ばれていたため、多くは融合次元の兵士を恐れているはずだった。
「ここは……?」
 混濁した意識から、自我を回復させたばかりの瑠璃には、自分が今どこにいるのかも理解できない。そこがドクトルの用意した部屋であり、これから調教を行うためのベッドに寝かされていたなど、洗脳されている瑠璃には気づく余地もない。
「お目覚めのようで」
「あなたは……!」
「私はアカデミア最高の科学者ドクトル」
「アカデミア……!」
 瑠璃がまともに持つアカデミアに関する記憶は、融合次元からの侵略を受け、それからユーリという少年とのデュエルに破れ、その後拉致され連れて来られたところまでだ。
 自分が兵士の敵地に囚われた事実に戦慄して、当然のようにドクトルに警戒心を働かせた。
「意識は良好のようだ。ところで自分がここに来られた理由はおわかりかな?」
「……っ! 一体、どんないやらしいことをするつもり?」
「おやおや、エロティックな展開がお望みであると」
「ふ、ふざけないで! 望んでなんて!」
「望んでいるんでしょう? 望み通りにしてあげようじゃないか」
 それではとばかりにドクトルは、衣服のベルトに手をかけて、腰布の下に履いているズボンを下げる。
「やめて! やめなさい!」
「嫌なら抵抗しなさいよぉぉぉ」
「それは……!」
 瑠璃は何故だか抵抗しない。されるがままに脱がされている。受け入れてなどいないのに、どうして抵抗しないのか、瑠璃自身にもわからない。
「ふひひひひ、下半身が裸になっちゃったぁぁぁぁ」
 ショーツを脱がせたドクトルは、獲物を討ち取った自慢のように指にぶら下げ、わざとらしく瑠璃に見せびらかす。
「嫌ぁぁ! 返しなさいよ!」
「だって、他にも色々な理由があるかもしれないのに、あなたは真っ先にエロティックでいやらしい目に遭うことを想像した」
「そんなこと……! そんなことない!」
「自分の脳に聞いてごらんなさい。自分が何をお望みか」
 ドクトルがそう口にしただけで、瑠璃の頭の中には様々ないやらしい展開が、あられもないプレイの数々がよぎっていき、みるみるうちに顔を赤らめていた。
 もちろん、パラサイト・フュージョナーの力である。
 瑠璃の脳に眠る情報から、性欲に関するものを引きずり出し、ドクトルの意のままによって性欲を高めている。
「んっ、くぅぅ…………」
 ひどくアソコが疼いていた。
 急に狂おしいほどに切なくなり、何をしたわけでもないのに愛液が溢れ出し、瑠璃は太ももを強く引き締め、アソコを手で押さえて堪え始めた。
「ほら、自分の胸に聞いてみなさい。あなたは何を望んでいるのか」
「わ、わたしは……」
 もう瑠璃の望みは一つ。
 だが、おいそれとは口には出せない。
 そもそも、心を許した相手でもなんでもなく、人格が表に出ている以上は、ドクトルのことはアカデミアの手先と認識している。敵に性欲を抱くなどおかしい。おかしいのに、けれど現実にアソコが濡れている。
「色々と試してみたいでしょう?」
「そんなわけ……だってあなたはアカデミアの……」
 瑠璃の言葉は既に言い訳じみていた。
「エクシーズ次元を侵略したその仲間に犯されたいだなんて」
「だから私は……!」
「黒咲瑠璃。あなたはかなりの変態だ」
「私がそんな……違うわ……!」
「しかし、あなたは逆らえない。私のすることには何一つね」
 ドクトルは己の分身を取り出して、瑠璃の秘所へと迫らせた。
「嫌! やめて! 本当にやめなさい!」
 貞操の危機に必死になり、それが乱暴な怒鳴り声なのか、許しを請うた涙ぐんだ声なのか、瑠璃自身にも傍から聞いてみる分にもわからない。とにかく荒げた声を上げているのに、不思議なほど身体だけは無抵抗だ。
「嫌よ嫌よも好きのうち。本当に嫌なら抵抗してみなさい」
「だ、だって! 体が……!」
「では頂きます」
 迫る亀頭が割れ目に触れる。
 そして、黒咲瑠璃の処女はドクトルによって奪われた。
「嫌ぁ……!」
 その肉棒が根元まで、瑠璃の中へと埋まっていた。
「嫌だって? 体は喜んでいるけどねぇ?」
 正常位での挿入で、老け込んだ肉棒が膣を抉って、瑠璃は黒髪を振り乱す。
「気持ちいいねぇ? 最高だねぇ?」
「そんなこと……! あっ、早くっ、抜きなさ――あぁぁぃ!」
 瑠璃にとっての心情は、親の仇に犯されていることに等しい。そんな男の肉棒によっていいように喘がされ、腰が小刻みに震えてしまう。背中がビクンと弾んでしまう。
「故郷が大変なときにこんなことをしている」
「これは――あぁん! あっ、あなたがぁ……!」
「感じて喘いで、いやらしい顔をしている」
「私がっ、そんな顔……!」
「なんてエロティックな女の子だ」
 ドクトルの実験は成功である。
 元の人格を残したまま、抵抗させずに本番を行い、意のままによがらせる。
「んっ! んぁ! あん! ああん! やめてぇ! お願い……!」
 腰を振れば振っただけ、瑠璃はひたすら乱れていた。

     **

 シンクロ次元出身であるリンの心情は、ユーリに捕まったことによりユーゴと離れ離れにされてしまい、不安で寂しい中でドクトルに迫られる恐怖に染まった。
「どうして! どうして体が動かないの!?」
 パラサイト・フュージョナーに脳を制御されている以上、リンの肉体や精神は全てドクトルの意のままである。
「さあ? どうしたのかな? このままではレイプでもされてしまうよ?」
 にったりと微笑みながら、ドクトルはリンの胸元に手を伸ばす。リンの着ているジッパー式の前開きを開いてやり、正面をはだけることで、内側にあったブラジャーをあらわにする。
「だいたい誰なのよ! あなたは!」
「私はアカデミアの科学者ドクトル」
「アカデミア?」
 融合次元のデュエリストによるハートランドの襲撃など、シンクロ次元で過ごしたリンには知りもしない出来事だ。
「そんなことより、いいのかな? このまま私に好きにされても」
 ドクトルはベルトを外し、ショートパンツを脱がせにかかる。
「嫌ぁ……!」
 リンは身をよじらせるが、せいぜい腰が少しばかり左右にくねるだけ、本気の抵抗には程遠いものである。
「よしよし、思い通りだ」
「やめなさいってば! この変態! 下種野郎!」
 どんなにリンが罵っても、ドクトルの手が止まるはずもなく、やがてショーツまで下へ下へとずり下げられる。大事な下着を取られる戦慄に、心もとなさに顔を染め、自分の体が動くようにと、思うような抵抗ができるようにと必死に祈るが、悲しいほどに身体が言うことを聞いてはくれなかった。
「それでは頂きましょう。シンクロ次元出身の初々しいおマンコを」
 ドクトルは肉棒を取り出して、リンの秘所へと容赦なく埋め込んだ。
「あぁぁぁ……! あっ、あぁぁ……!」
 奪われた。こんな奴に。嘘だ、信じたくない。
 けれど、現実にリンの膣内ではドクトルの肉棒が動いている。
「うっひひひひひ」
 極めて醜悪なドクトルの笑顔がリンを見下ろす。そんな薄汚い表情を見上げながら、正常位でピストン突きを受けていなければならないリンの目元に涙が流れた。
「あぁ! あぁん! なんで! なんでこんな!」
「ひひひひひひ!」
「ひぁぁ……! だめっ、あんっ! だめぇええ!」
 信じられないほどの快楽電流が背筋を上り、一突きごとにリンは大いによがっている。
「ひひひ!」
「ユーゴぉぉ! どこにいるのよぉ!」
 リンはユーゴの名を叫んでいた。
 そもそも、共にフレンドシップカップに出場して、作り上げたDホイールで優勝を目指すはずだったリンとユーゴだ。
 叶わずして別れ離れとなったリンは、自然とユーゴの笑顔を浮かべていた。
 そして、残酷なほどの快感が腰をくねらせ、背中を弾ませ、どんなに嫌だと思っていても喘いでしまう。
「早く……早く迎えに来なさいよ……!」
「うひひひひひ!」
「バカァ……! ああん!」
 やがてリンは絶頂した。

     **

「ほう? デュエリストとはセックスの経験も磨くものなのか」
「そうだよ? さあ、私に跨ってごらん?」
「うむ、いいだろう」

 一時はアカデミアと離別して、ランサーズの仲間となっていたセレナであるが、融合次元からの刺客として出向いたバレットにより、セレナはこのアカデミアに送還された。二度とあちらに寝返らないため、ドクトルはセレナの脳にもパラサイト・フュージョナーを放ったのだ。
 まるでセックスが決闘者にとって必須科目であるように認識して、あたかも真面目に授業にでも取り組むような気持ちで、セレナはドクトルの肉棒を迎え入れ、騎乗位によって腰を上下に振ろうとしている。
「案外キツいものだな。内側から押し広げてくるのが微妙に痛いぞ」
 初めて肉棒を受け入れることに苦労しながら、どうにか自分の秘所と位置を合わせて、セレナはドクトルの股に腰を落とした。
「大丈夫。すぐに気持ちよくなる」
「本当だろうな? デュエルの特訓に快楽があるなど」
「もちろん本当だとも、自分の脳に聞いてみるといい」
「脳にだと?」
 腰振り運動を開始して、少しずつ身体を動かしつつあるセレナは、そう言われて自分の頭に意識を集中する。集中しながら、しだいにスムーズに、活発に肉棒を出入りさせ、ほどなくして愛液が溢れていた。
「どうかね。もう最高の心地のはずだ」
「……んくっ、ああ!」
 セレナは後ろに仰け反った。
「おやおや」
「……本当だ! これほどの快感とは、これでデュエルが強くなるなら、いくらでも腰など振ってやる!」
 そう言って、せっせと励み始めるセレナの動きは、より小刻みに素早くなり、持ち上がる尻が上下にプルプル揺れるたび、ドクトルの股とぶつかることで肌の打音が鳴り続けた。

     **

 柊柚子はセレナの裏切りを受け――もちろん、パラサイト・フュージョナーのせいなのだが、セレナの手によってアカデミアに連行され、ドクトルに引き合わされた結果として、やがては同じ洗脳を受ける流れとなった。

 ずぷっ、じゅぷっ、ずるっ、ずりゅ――

 既に全裸に剥かれた柚子は、ドクトルの挿入を受け、そのピストンから来る振動によって正常位で身体を揺すられる。
「あぁぁ! あっ、あぁぁ……! あん! んふぁぁぁ……!」
 喘がされている中で、柚子の心の中には遊矢がいた。
(遊矢……)
 ずっと会えずに離れ離れで、やっと会えたと思えばこれだ。
 遡れば舞網チャンピオンシップのとき、ブレスレッドの力でシンクロ次元に飛ばされて、フレンドシップカップ決勝終了後にようやく会う機会が得られるも、またしても別次元に飛ばされる羽目となる。融合次元で天上院明日香に救われて、またやっとのことで遊矢との再会を果たしたものの、洗脳されたセレナに捕まった。
 現在、パラサイト・フュージョナーでドクトルの都合に合わせて抵抗を封じられ、元の意識を残した状態のまま肉棒を入れられている。
「あぁ……! あっ、あん! ああっ、あぁぁぁ……!」
 そして、柚子は喘ぐのだった。

     **

「では今回は四人同時に頂こうかね――いっひひひひひひ!」

 そこには四つの尻が並んでいた。
 四人並んだ少女の全員が、全裸で壁に両手をつき、いやらしくも尻を突き出す。同じ顔の同じスタイルの持ち主達は、似通ったヒップの丸みを惜しげもなく露出して、姿勢のためか尻の割れ目も広がるため、肛門の色合いさえも丸見えだ。
 右から、柊柚子の尻。
 セレナの尻。
 リンの尻。
 瑠璃の尻。
 四つのお尻を眺め回して、右から挿入していくことに決めたドクトルは、柚子の腰のくびれを掴んで挿入した。
「こなれてきていい具合だ」
「…………」
 愛液を?き回す卑猥な水音と、尻肌に腰をぶつける打音が鳴り響き、今は意識を封印された柚子の眼差しはただ虚ろだ。
「次はセレナ」
「…………」
 柚子から引き抜いた肉棒をそのまま隣に移し変え、セレナの膣へと根元まで納めると、存分に尻を打ち鳴らす。
「次はリン」
「…………」
 力初の後頭部を眺めながら、やはり腰のくびれを掴んで、物言わぬリンの膣を味わう。
「そして瑠璃」
「…………」
 黒咲瑠璃も無言で突かれる人形として、ただピストン運動によって揺らされるだけの存在と化していた。

「うひひっ! うひひひひひ!」

 ドクトルはどこまでも楽しむ。
 四人の少女を――。




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