明日香VS変態グレファー 前編


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 *デュエルシーンではLP4000制
 *GX当時のルールのため、先行ターンのドロー有り
 *用語もリリース→生け贄、アドバンス召喚→生け贄召喚など、当時に合わせます。
 *アニメ準拠のため表側守備表示での通常召喚有り
 *カード効果についてはOCGを採用し、アニメ版効果や未OCGカードは無し
 *都合上グレファー側はオリジナルカード連発

     †

 オベリスクブルー女子寮にある大浴場は、ライオンの口から湯の滝が出ているような洋風設計で、アーチ状のガラス張りで囲まれている。
 近頃、人影が目撃されていた。
 明らかな覗きの気配に女子は怖がり、浜口ももえや枕田ジュンコをはじめとして、多くの女子生徒は天上院明日香を頼る流れとなった。
(仕方ないわね。覗きが本当なら、放っておくわけにもいかないし……)
 何人も何人もの女子に、果ては鮎川先生にすらお願いされ、さすがに断りきれない明日香は覗き調査に動くことを決めたのだ。
(だけど、一体誰なのかしら? まさか男子だとは思いたくないけど、わざわざ島まで覗きにくる部外者なんて来ないだろうし……)
 だから犯人は自然と、生徒か教師に限定される。身内を疑うようで面白い話ではないが、このまま放置していても、明日香とて安心して温泉には入れない。
(とにかく、いたら必ず捕まえるわ)
 いつも人影が出るらしい時間帯に外へ出て、覗きが可能な風呂場の裏手へ向かう。確実に現場を押さえて、言い逃れをさせないつもりでいた明日香は、そのあまりにも堂々と窓に顔を押し付けている男に驚愕した。
「アナタ! そこで何をしているの!」
 明日香の鋭い声に反応して、ピクっと頭を弾ませた男は、ゆっくりと姿勢を起こして明日香の方へ身体を向ける。
 男の姿はデュエルモンスターによく似ていた。
 いや――。
 ボディにアーマーを取り付け、丸太のように太い筋肉の両腕は肩から露出した容貌は、どこから見ても『戦士ダイ・グレファー』のそれである。
 実体化したモンスターの存在に驚きつつ、明日香はあくまで毅然と構えた。
「言い逃れはできないわよ。さあ、観念なさい!」
「……観念か。俺はこいつをバラ撒くこともできるんだがな」
 グレファーの手にはビデオカメラが握られていた。
「盗撮!?」
「アンタの裸も撮影済みだ。天上院明日香」
 目の前のカメラの中に自分の裸が……。
 これでは下手は打てない。
 自分だけでなく、みんなの映像まで撒かれるかもしれないのだ。
「……最低よ。アナタ」
 明日香は怒気を含んだ顔で睨む。
「だが、チャンスはある。この俺とデュエルを行い、アンタが勝てばビデオカメラは渡してやろう。コピーはないから、あとは好きにすればいい」
「私にデュエルを挑もうなんて……。いいわ、受けてあげる!」
 ゲスを許すわけにはいかない。デュエルを挑まれて背を向けることもできない。
 明日香は迷わずデュエルディスクを構えていた。
「俺が勝った場合の条件は、アンタが俺の言いなりになることだ」
「なんですって?」
「それでもやるか?」
 下品なグレファーの笑いが、明日香をニタニタと見つめている。
 こんな奴に引くわけにはいかない。
「ええ、やってやるわ! 私は負けはしない!」
「決まりだな」

 ――デュエル!

「先行は俺が貰う! ドロー!
 俺は『淫魔具ダークピンクローター』を召喚!」

【淫魔具ダークピンクローター/闇/星1/機械族/攻100・守100】
 →守備表示

 グレファーが手札のカードを出すや否や、明日香の秘所には突如として、何か異物が出現していた。

 ブィィィィィン!

 と、無機質な機械振動の音が、下着の中で性器の割れ目に押し辺り、膣口を緩やかに揺らして刺激している。
「な、何!? これは一体!?」
 明日香は反射的に手で股を押さえていた。
「『淫魔具ダークピンクローター』を召喚する場合、相手フィールド上に通常召喚され、プレイヤーの股に自動的に装着される」
「そんなはしたないカードが……!」
 明日香の太ももには、布ベルトでスイッチを取り付け固定してあり、そのコードはスカートの中にある白いショーツへ続いている。卵形状のローターは、ぶるぶると左右に震えることで肉貝を揺らし、指摘を膣の中身にまで伝えていた。
 性的に辱められている事実に顔を赤らめ、許せない戦い方に怒りも膨らむ。
「言っておくが、そのカードは生け贄にはできないぜ? その他の召喚法の素材として扱うこともできず、戦闘でも破壊されず、守備表示からの変更もできない」
「どうあってもフィールドから取り除けないというわけね。だけど、戦闘では破壊できない守備表示なら、アナタは私にダイレクトアタックが出来なくなる」

「もとより俺にダイレクトアタックの必要はない。
『淫魔銃ビッグチンポ』を守備表示で特殊召喚!」

【淫魔銃ビッグチンポ/闇/星5/悪魔族/攻0・守2500】
 →守備表示

「このカードは相手フィールド上に『淫魔』と名の付くモンスターがいるとき、手札から生け贄無しで特殊召喚できる」

 グレファーのフィールド上に現れたのは、どう見ても生々しい勃起ペニスだ。大砲ほどある大きさで、でかでかとした車輪付きの砲台に乗せられている。
「あ、アナタ! なんてモンスターを……!」
 明日香はますます顔を赤らめた。
 直視できない明日香としては、目を逸らしていたいのだが、かといって対戦相手のプレイを見逃すわけにもいかない。
 デュエルのため、デュエルのため――。
 見たくもないものを目に入れて、明日香は真っ直ぐにディスクを構え続けた。
「さっそく効果を発動させてもらう」
 グレファーの発動宣言に応じて、

 ――ドピュゥゥゥン!

 と、白濁液が発射され、まるでペンキの塊をぶつけたようにベチャリと、明日香の顔面は白く汚れる。ドロっと粘り気を帯びた固形液は、頭から髪先にかけて滲んでいき、頬に額に鼻に唇と、あらゆる顔のパーツに付着していた。
「いやッ、なんてこと――」
 ライフポイントが減少する。

 明日香 LP4000→3500

 そして、明日香の服が――上一枚が消滅して、何の前触れもなくブラジャーだけの上半身があらわとなり、ただでさえ赤面していた明日香は耳まで染まった。
「いやぁぁぁ! なッ、なんだというの!?」
 両腕で胸を覆い隠した明日香は、怒りの表情をグレファーに向ける。
「言い忘れていたが、これが俺の行うデュエルだ」
「……なんですって?」
「ライフポイントが1000単位未満になるたび、服が一枚ずつ消滅する。4000ぴったりのときまでは良かったが、これで『未満』になったため、まず一枚目が消えたってことだ」
「未満、ね。とてもはしたないルールだわ」
「いいか? よく覚えておけ? 服が消えていく法則はな――」
 グレファーが語る内容はこうだ。

 4000未満→上一枚
 3000未満→スカート
 2000未満→ブラジャー
 1000未満→パンツ

 未満となった瞬間からの消滅なので、数字ぴったりの場合はギリギリセーフだ。しかし、1000未満まで削られれば、それ以降は全裸で戦わなくてはならない。
「なあ? 楽しいデュエルだろう?」
 グレファーはニッタリと、人の顔とはそこまで歪むものなのかとゾッとするほど、卑猥極まりない笑みを浮かべていた。
「……楽しくなんてないわ! デュエルを穢さないで頂戴!」
「ハァ? 穢すぅ?」
「デュエルとは真剣勝負よ! ここまでふざけているなんて、アナタだけには絶対に負けない!」
 そうだ。
 デュエルに恋をしているといっても過言でない明日香にとって、そのデュエルが女の子を辱める陵辱装置として使われるのは我慢ならない。何としても叩き潰さなければ気が済まない怒りから、闘争本能が沸き起こり、今に明日香の本気を引き出そうとしていた。
「俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ」
 伏せカードは1枚。
 相手の場には守備力2500の壁モンスター。
「私のターン! ドロー!」
 明日香は勢い良くデッキトップから引き抜いた。
「この瞬間! ダークピンクローターの効果発動!」

 ――ブィィィィィィィン!

 ゆったりとしていたローターの鼓動は、突如として振動を強め、股から背筋へ勢いよく競りあがる電流に明日香は喘ぐ。
「――ンァァァァァァァ!」
 膝から力が抜け、地面に尻を落としてしまう。
「スタンバイフェイズのたびに、ローターの刺激でアンタは500のダメージを受ける」
「くっ、酷い効果だわ……」
 白濁に濡れた顔と、それが悔しげに歪んだ表情。しかも腰が抜けている姿は、絵的には既に犯されて、その事後に自分を陵辱した相手に恨めしい視線を向けたものに見えなくもない。
「さあ、明日香。アンタのターンだぜ?」
 明日香は震えた膝で立ち上がり、手札のカードをディスクに置く。
「私は『エトワール・サイバー』を召喚!」

【エトワール・サイバー/地/星4/戦士族/攻1200・守1600】

「さらにリバースカードを3枚セットして、ターン終了!」

 明日香 手:2 モ:1 伏せ:3

「俺のターン! ビッグチンポの効果だ!」

 ――ドピュゥゥゥ!

 風船ほどはある白濁の塊が、今度は明日香のボディにぶつかり、ブラジャーの谷間に固形液は流れ込む。腹や腰も精液にまみれ、皮膚の表面を流れ落ちてスカートまで汚れてしまう。

 明日香 LP3500→3000

「さらに相手の場に『淫魔』モンスターがあることで、『淫魔竜バイブヘッド・ドラゴン』を手札から特殊召喚!」

【淫魔竜バイブヘッド・ドラゴン/闇/星8/ドラゴン族/攻800・守3000】
 →攻撃表示

 成猫か小型犬ほどにすぎない翼の竜は、長く反り返った棒状の頭部を伸ばしている。先端が亀頭じみた形をしているのは、まるでペニスを生やしているようでもあった。

「バイブヘッドでエトワール・サイバーを攻撃!」
「攻撃力の低いモンスターで!?」
「バイブヘッドの特殊効果として、バトルする相手モンスターの攻撃力は0となる!」
「そうはいかないわ! 『ドゥーブルパッセ』発動!」
(明日香:伏せ3→2)

【ドゥーブルパッセ/通常罠】
 相手モンスターが自分フィールドの表側攻撃表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。攻撃対象モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、その相手モンスターの攻撃を自分への直接攻撃にする。その自分のモンスターは、次の自分ターンに直接攻撃できる。

「バイブヘッドの攻撃がダイレクトアタックに変わるだと!?」

 モンスターを貫くはずだったバイブヘッドの頭部は、標的を明日香に変えて迫っていき、亀頭形状の先端をスカートの中へぶつける。ローターの隠れた上、クリトリスの位置に振動を押し当てると、明日香は腰をくの字に追って喘いだ。
「――んぁァァァアア!」

 明日香 LP3000→2200

「ライフが3000未満になったことにより、アンタのスカートは消滅するんだぞ」

 もう明日香は下着姿でしかない。
 ローター入りのショーツは、その部分を卵形状に沿って膨らませ、こうしている今にもブルブルと振動を続けている。シミの目立ちやすい白は、愛液を吸い込んだ痕跡をしだいに広げ、肌だけでなく濡れたことまで隠せない。
「最後の最後に勝つためなら、自らダメージも受けるわ……」
 ディスク付きの左腕で胸を隠す動きをしながら、手札の右手でアソコを隠す。
「なんて覚悟だ」
「さらに! ドゥーブルパッセの効果は、攻撃対象となっていたエトワール・サイバーの攻撃力1200ポイント分、相手に効果ダメージを与える!」

「ぐあぁぁぁあ!」

 戦士ダイ・グレファー LP4000→2800

「エンドフェイズ! バイブヘッドは守備表示に変更できる!」

【淫魔竜バイブヘッド・ドラゴン】
 →守備表示

「これでターンエンドだ」

 グレファー 手:3 モ:2 伏せ:1

「私のターン!」
「この瞬間、ピンクローターの効果だ!」

 ――ブィィィィィィィン!

「――んッ! んくァッ! ふあああ!」

 アソコを両手で押さえ、くの字に折った腰を左右に振りたくるように悶える明日香は、ショーツの布にますます愛液のシミを広げる。

 明日香 LP2200→1700

 2000未満になったことで、今度はブラジャーが四散消滅。
 豊満な乳房がプルンと外気に揺れ動く。
「はぁ……はぁ……!」
 吐息は甘く熱くなり、肩が大きく上下している。
 ここまでほぐされた明日香の股は、既に甘い痺れが充満しきっており、筋肉がとろけるようでまともに立っていられない。膝立ちのままドローカードを手札に加える明日香は、快感と戦いながら相手を見据え、乱れた手つきでカードを選ぶ。
「へへへっ、感じすぎてプレイに集中できないんだろう?」
「そんなこと……」
「それにいいオッパイだ」
「……っ! 黙りなさい!」
「そうおこんなよ。無理もねえ。俺の仕掛ける闇のデュエルは、女の感度を引きずりだすように出来ているんだからなァ?」
「勝手なこと言わないで! まだ『ドゥーブルパッセ』の効果は続いているわ!」
 そのカードの効果を受けた自分のモンスターは、次のターン――すなわち、このターンのバトルフェイズ中に直接攻撃が行える。さらにエトワール・サイバーの効果は、直接攻撃を行う際のバトルステップの間は攻撃力が500上がのだ。
 だが、バトルフェイズに入る前に――。
 相手の場には、守備力2500と、3500の壁モンスターが並んでいるが――。

「『サイバー・プチ・エンジェル』を召喚!
 この召喚に成功した場合、デッキより『機械天使の儀式』を手札に加える!」

 必要な生け贄を揃えた明日香は――

「レベル2の『サイバー・プチ・エンジェル』と、手札にあるレベル6の『サイバー・エンジェル−韋駄天−』を生け贄として――

 ――儀式召喚!

 今こそ降臨なさい!

 サイバー・エンジェル−荼吉尼−!

 ――――――」
(明日香:手3→1)

【サイバー・エンジェル−荼吉尼−/光/星8/天使族/攻2700/守2400】
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。相手は自分のフィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の儀式モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):自分エンドフェイズに自分の墓地の、儀式モンスター1体または「機械天使の儀式」1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

「まずは荼吉尼の儀式召喚に成功した場合の効果により、グレファー! アナタは自分のモンスターから1対を選んで墓地に送らなければならない!」
「仕方ない。俺が選ぶのはビッグチンポだが、この瞬間にトラップ発動!」

【卑猥なるブロック】(通常罠)
(1):「淫魔」モンスターがフィールドを離れた場合に発動できる。そのモンスター1体と同名カードをデッキ・手札から可能な限り特殊召喚する。その後、この効果で特殊召喚したレベル×100ポイントライフを回復する。
(2):墓地のこのカードを除外し、@の効果を発動する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

「墓地へ送られたビッグチンポの同名カードをデッキから選択して、新たに2体の壁モンスターを特殊召喚。これで俺のモンスターを減らすどころか、チンポが増えちまったことになるなァ? しかもライフが回復するぜ」

 戦士ダイ・グレファー LP2800→3800

「……くっ! まだよ! エトワール・サイバーでダイレクトアタック!」

「ぐおおああああ!」

 戦士ダイ・グレファー LP3800→2100

「だが明日香。荼吉尼の攻撃力は2700! 俺の壁モンスターは破壊できない!」
「……それは……はぁ……んはぁ……それはどうかしら?」

 明日香の股ではローターが震えている。

 荼吉尼/攻撃力2700→3700

「攻撃力が上昇した!」
「……そう。このターン韋駄天を生け贄としていることで、私の場に存在する儀式モンスターの攻撃力は1000ポイントアップしているわ!
 サイバー・エンジェル−荼吉尼−で、バイブヘッド・ドラゴンを攻撃!!」

 荼吉尼の攻撃力3700――バイブヘッド・ドラゴンの守備力3000――。

「――うぐぁぁぁああ!」

 戦士ダイ・グレファー LP2100→1400

 荼吉尼が守備表示モンスターを攻撃した場合、相手に貫通ダメージを与える。

「さらにリバースカードオープン! 『強制脱出装置』!」
(明日香:伏せ2→1)

【強制脱出装置(通常罠)】
 フィールド上のモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

「このタイミングで俺の壁モンスターを手札に戻しても、もうアンタの場に攻撃可能なモンスターは残っていない」
「…………」
「それとも、ピンクローターを戻すのか? このタイミングで戻しても、次の俺のターンに再び召喚して終わりだ。効果ダメージを防ぎたいなら、使いどころを間違ったな」
「……」
「へへへっ、お股が気持ちよすぎて凡ミスかねぇ?」
「誰もアナタのモンスターを手札に戻すとは言っていないわ」
「何ィ?」
「私が戻すのは――サイバー・エンジェル−荼吉尼−!」
(明日香:手1→2)
「自分のモンスター!?」
「そして、私は『緊急儀式術』を発動!」
(明日香:伏せ1→0)

【緊急儀式術】
 自分フィールド上に儀式モンスターが存在しない場合、自分の手札・墓地から儀式魔法カード1枚を除外して発動できる。このカードの効果は、その儀式魔法カード発動時の儀式召喚する効果と同じになる。

「このカードはね。自分のフィールドに儀式モンスターがいては発動できないの。だけどこの効果により、私はこのバトルフェイズ中にさらなる儀式召喚を行うわ」
(明日香:手2→0)

 明日香が生け贄として選択するのは、フィールドに残るエトワール・サイバーと、手札にある『サイバー・エンジェル−弁天−』だ。一度手札に戻した『サイバー・エンジェル−荼吉尼−』を再度儀式召喚したことで、明日香はこのバトルフェイズにもう一度だけ攻撃が行える。

「まずは弁天の効果! このカードが生け贄とされた場合、デッキから天使族・光属性モンスター1体を手札に加える。私が選ぶのは2枚目の『サイバー・プチ・エンジェル』よ!」
(明日香:手0→1)
「さらに! 荼吉尼の儀式召喚に成功した際の効果として、アナタは再び自分のモンスターを選択して墓地に送らなければならない!」
「俺の場にはビッグチンポが2体。こいつを1体減らすことになる」
 勢いに乗った明日香だが、今たった一つだけの問題がある。

「再びバトルよ! 荼吉尼で……。
 び、びっぐ――――――」

「ん? どうした? ちゃんと攻撃対象の名前を言わなければ、バトルが成立しないぜ?」
「くぅ……!」
「ほら、叫べよ。高らかにチンポって言葉を使ってみせろよ」

 明日香にも乙女心はある。
 そんな卑猥な単語を口にするなど……。
 しかし、デュエルで勝つには――。

「……い、いいわ! ビッグチンポに攻撃!」

「ぐおぁああああ!」

 戦士ダイ・グレファー LP1400→1200

 貫通ダメージの効果により、守備表示とのバトルでもグレファーのライフを削る。
 これで、グレファーのモンスターは全て倒した。

「『サイバー・エンジェル−荼吉尼−』の持つエンドフェイズの効果!
 私は墓地に存在する儀式モンスター『サイバー・エンジェル−弁天−』を手札に戻す」

 本来なら『機械天使の儀式』を戻す選択肢も存在したが、『緊急儀式術』の効果で除外してしまっているため、選べるのは韋駄天か弁天のどちらかだった。

(明日香:手1→2/サイバー・プチ・エンジェル、サイバー・エンジェル−弁天−)

「これでターン終了よ」

【天上院明日香】
 LP1700 手:2 モ:2 伏せ:0

【戦士ダイ・グレファー】
 LP1200 手:3 モ:0 伏せ:0

「俺のターン! (手3→4)
 相手フィールドの「淫魔」モンスターを墓地に送ることで、
 俺は手札から『淫魔肉棒ブラックチンポ』を特殊召喚!」(手4→3)

 ダークピンクローターにあった制約は、生け贄――すなわちリリースができない事と、シンクロ・融合・エクシーズ召喚のための素材としては扱えないことだ。墓地に送るというコストを条件としたブラックチンポの特殊召喚であれば可能なのだ。

【淫魔肉棒ブラックチンポ】
 闇・星5・獣族 攻100/守100

「ま、また私の中に――!?」

 明日香のフィールド上に召喚されたブラックチンポは、竿と睾丸を生きたまま切り取ったような生々しい肉棒そのものだ。その感触は生身の人間のものと変わらない。
 それがローターと入れ替わるようにして、明日香の膣内にぴったりと納まっていた。
 もうセックス同然だ。
 ショーツを内側から引っ張りながら、強引に前後の出入りを行って、小刻みなピストンで明日香の中身を貫いている。
「あッ――! くぅ――! んぅッ、んふぁァァ――!」
「そいつも戦闘では破壊できず、守備表示からの変更は不可能。融合を初めとした召喚方法の素材としては扱えない上、ブラックチンポの場合はプレイヤーの発動するカード効果――つまり、明日香の発動するカード効果は全て受けつけない」
「――そッ、そんな――ンァァァァ!」
 腰に走る電流で力が抜け、前のめりに倒れる明日香は、ちょうど両手を地面についた四つん這いの姿勢となってしまう。

「さらに! ブラックチンポが存在することを条件に――
 相手フィールド上に『淫魔の手ブラックハンド』を特殊召喚!」(グレファー:手3→2)

 手首だけを切り取って浮遊させているような黒い両手が、明日香の左右の乳房を鷲掴みにして揉み始める。

「同じ召喚条件を持つ『淫魔顔面ブラックフェイス』だ!」(グレファー:手2→1)

 浮遊する男の首が、明日香の背筋を舐め上げた。

「んぐぅ――!」

 四つん這いの膣に出入りする肉棒と、胸を揉む二つの手と、そして背中の肌をねっとりと舐め回している顔の舌。それぞれ身体のパーツだけを切り出して浮遊させた存在だが、あたかも一人の男が背中にしがみついているようだ。

「ブラックチンポ、ブラックハンド、ブラックフェイスの三枚が相手フィールド上に揃っている場合、その全てを墓地に送ることにより――

『淫魔超人ブラック・レイプマン』を特殊召喚!(グレファー:手1→0)

 ――――」

 カード上は別々の存在だが、そのコンセプトとしては今まで召喚された全ての身体部位はブラック・レイプマンの一部である。よってその特殊召喚の成功は、今まで存在しなかった胴や脚などを出現させ、陵辱者の姿を完全なものとしていた。
「――ンァァ! あっ、あん! いやぁぁあ!」
 もはやショーツは下げられて、明日香はバックから犯されている。
「うっ、あ……うああ……!」
 大胆な腰振りが尻にぶつかり、パンパンと良い音を鳴らしている。
「どうだ? 気分は」
「こんな……! デュエルでこんなァ……! あんんん!」
 まだ勝負がついたわけではない。
 ライフポイントは残っているのに、こんな目に遭うだなんて、明日香は涙を浮かべながら喘いでいた。
「俺がターンを終了して、そちらのスタンバイフェイズに移ったとき、今度は何ポイントのダメージになると思う?」
「――んぅぅぅ! んぁぁ! あああ!」
 そんなことを問われても、淫らな声しか吐けない明日香の姿を見て、大いにご機嫌そうな表情を浮かべたグレファーは、そのたった一言に多大なる自信を込める。
「ターンエンド」
 明日香にターンが移り、ドローフェイズ。
「――ん! んん! んッ! んぅ――んぁっ、んぁぁ――!」
 肘の真っ直ぐ伸びた両手のあいだに、明日香は深く頭を落としている。土の上に垂れる自分自身の涙の粒を見つめながら、ひたすらに喘ぎ続けていた。
「お? どうした? お前のターンだぞ? 早く引けよ! 引けるもんならなァ!」
「んぁっ、くぅ――!」
「それとも、サレンダーでもするか?」
「セックスが気持ちよすぎてデュエルが続行できませんってなァ!」
 グレファーの言葉を浴びながら、明日香はディスク付きの左腕の肘を折り曲げる。ディスクが地面に寝ることで、明日香の頭と胸の位置は下がっていき、尻だけが高い姿勢となる。

 ――パン! パン! パン! パン! パン! パン! パン!

 ピストン運動によって腰がぶつかり続ける明日香の尻は、その一撃ごとに皮膚が波打つように揺れていて、アソコからは愛液の捏ねられる粘性の水音が鳴っている。
「はっはっはっは! サレンダー宣言すらできねーか! 気持ちいいもんなァ!」
「か、勘違い――しないでェ――!」
 手の平から肘にかけてを地面に伏せ、ディスクを寝かせるようにしたのは、デッキからカードを引きやすくするためだ。
「――えぁ――あぁ――うぅぅ――んんんん!」
 今、明日香の右手の指先は、デッキトップへと動いていた。
 そして、喘ぎながらも――




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